消費者金融と銀行
05« 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.»07

【 最新記事と感動映像 】


  ●●● 皆さまにお知らせ ●●●

いつもいつもご訪問ありがとうございます!
更新再開模索しております!お待ちくださいね。
どうかこれからもよろしくお願い致します(^^)
皆さまには感謝。感謝です。


  ●●● 最新記事 ●●●

【 全記事一覧 】

  ●●● ~忘れられない名言~ 感動映像 ●●●

あなたさえも知らない、本当の自分と未来に出会うために、
時に雨に打たれながら、時に星空を見上げながら、歩いていこう・・・
そんなあなたを見て、必ずその後について来る人がいるから。
その後に、誰も知らなかった新しい道ができているから。



■ これまでの「名言感動映像」はこちらです。
■ 管理人の仙台での「東日本大震災」の体験記はこちらです。
■ ブログ『はっぱの笑子らいふ(はっぱのえこらいふ)』さんの
  震災や今後の未来に対する取り組みです。クリック!↓ 心ひとつに キャンドルナイト

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

カテゴリ: スポンサー広告

cm: --
tb: --   

この人は幸せだったのだろうか 


but0048-009_convert_20110601134240.jpg


「 生まれ変わったら、
   また恋をして、また一緒になろうね。
               お父さん 」


                   ある施設利用者の奥様




私の職場は、特別養護老人ホームと言って、
心身共に重度の障害をお持ちの高齢者の方が多く利用されています。

昼夜問わず、そういった方々の生活の援助させていただき、
安全に安心に、豊かな人生を送れるように、
生活面、医療面、精神面をフォローしていくのが役目です。

ですが、

そこには、一般の方が決して触れることのない、
様々な出来事、個人情報が存在しています。

また、時として、

目の前において、「死」と向き合わなければならないこともあります。

私たちは専門家として予知することはあっても、
思いもよらず、それは突然やって来ることも多いのです。

私も今まで、
目の前で息を引き取った方と立ち会った、
あるいはその現場に居合わせたことが4度ほどあります。

人が亡くなったと聞かされる事と、
人が目の前で亡くなってゆく事とは、
その人に与える衝撃や悲しみ、リアリティーは全く違ってきます。


亡くなった利用者の方によっては、
身寄りが全くない方もいます。

ある身寄りのない、連絡先が全く分からない方で、
亡くなった後、遺体の引き取り手が全くなく、
一週間ほど施設に残されたままといった事もありました。
棺に入ったままドライアイスに包まれ、
無言で、逝き場所が見つかるのを待ち続けていました。


死と対峙する度に・・・

「この方は、本当に幸せだったのかな」
「この方の人生にはどんな喜びがあって、どんな悲しみがあったんだろう」
「私たちはこの方に何ができて、何ができなかったんだろう」


そんな自問自答をしてしまうのです。



ある男性利用者の方がいました。

認知症状が進んでおり、
妻の事もほとんど認識できず、
寝たり起きたりの生活をしていました。

目を離すと、転倒の危険等があり、
つきっきりの介護が必要でした。

その男性利用者の方の奥様は、良く面会に来られ、
自分が妻である事も分からない夫のために、
身辺に良くつき添っていました。

興奮するとその奥様にも介護員にも、暴力行為があったりします。

それでも、本当に献身的に面会に来られ、
笑顔を絶やさない奥様でした。


ある日の夕方、私が隣室で、ある高齢者と関わっている時、
隣でその男性利用者と奥様が会話をされていました。

ベットに休むと転倒の危険があったため、
床に畳を敷き、布団を敷いた状態で
横になって男性利用者は休んでいました。

その時、奥様のこの言葉だけがはっきり聞こえてきました。


「 生まれ変わったら、
   また恋をして、また一緒になろうね。
               お父さん 」



その声は、少し震えて聞こえてきました。


その後・・・

その男性利用者の方は、3日後に心筋梗塞で突然亡くなりました。

私もあまりの突然の死に、
当時新人職員だった私は言葉を失ってしまいました。

奥様はその後、私たちに多くの感謝の言葉を述べられ、
再び笑顔になって、施設を後にしました。


後で振り返ってみると、

奥様はすでに迫りくる夫の死を受け入れ、
残された時間や、夫の死後、自分の死後の進む方向や、
愛し合った二人の絆を、確かめ、噛みしめていた事に気付きました。

そこにあるのは、悲しみや後悔のような念ではなく、
二人で共にしてきた二度と帰ってくることのない、
貴重で目に見えない、決して切れることのない糸があったに違いありません。



ですが、

こういった言葉を、本心から素直な気持ちでなかなか言えるものではありません。

また、こういった心の境地に至る夫婦がどれだけいるのかは分かりません。


それでも、

人が生きてきた時間は、常に「生と死」に付き添い、
決してたった一人では、経過することができないものなのです。


そんなことを考えていると、
私が出逢った多くの方々、私を作り上げてくれた多くの方々に、
感謝の気持ちが溢れてきます。

本当に、ありがとう。




★ブログランキングに参加しています★

励みになります! 
クリックしていただければ幸いです。↓


    >>人気ブログランキングへ<<
    >>にほんブログ村ランキングへ<<






【 トップページへ戻ります 】

スポンサーサイト

カテゴリ: 施設利用者の奥様

テーマ: 認知症の介護 - ジャンル: 福祉・ボランティア

« 根は見えない  |  心の相対性理論 »

この記事に対するコメント

上のサキちゃんの映像を涙しながら見、その後にこの日記を読んで、また泣いてしまいました。

大切にしなければならない人に、惜しみなく愛を注がなければいけない人に、本当にそのように対しているか、
第一にするべきことを、後回し後回しにして、本当はどうでもいいことに心を注ぎすぎてはいないか、
そんなことを考えさせられました。

素敵なご夫婦だったのでしょうね。

愛希穂。 #- | URL
2011/06/01 21:14 * 編集 *

言蔵です(^^)

愛希穂さん。いつも、コメント本当にありがとうございます。

> 大切にしなければならない人に、惜しみなく愛を注がなければいけない人に、本当にそのように対しているか、

そうなんですね。

今の自分とか、今の立場とか、今の力とか・・・
そんなことを超えて、愛すべき人を愛するべきであり、
本来、そこに迷いや戸惑いがあっても、
愛することができることに喜びと感謝を感じていかなければならないと思います。
複雑な事情から、愛することができない。愛する相手を失ってしまった。
そういった苦しみの中にいる人がいることを忘れてはならないと思います。

> 第一にするべきことを、後回し後回しにして、本当はどうでもいいことに心を注ぎすぎてはいないか、
> そんなことを考えさせられました。

何が大切か、何が第一か・・・。
難しいですね。

ですが、

今、目の前のことに忙しく努力されているとするならば、
あなたはその目の前のことに専念し、
その生き方の中に新たに何かを見出してゆくことも、
とても意味のある事だと思います。

意外と、見つからないものは、自分の足もと、
自分が立っている靴の下にあるかもしれませんね。
だからこそ、自分には気付きにくいものなのかもしれません。

コメントありがとうございます。

愛希穂さん、ありがとうございます! #- | URL
2011/06/02 14:55 * 編集 *

認知症

認知症の状態の時、その人の精神はどこにあるのでしょうか。

亡くなった際に自分の体が横たわっているのを見ると言います。
願わくは、離れつつある魂が、奥様の言葉を認識していて欲しいです。

儒侠の瓠洲 #- | URL
2011/06/02 20:30 * 編集 *

まさにもう切羽詰っているお話です。同じ事を自分に問う日々です。毎日考えてもハッキリしないのですが、考え問うことは止められないのです。

私にはそれが今の必要なことなのだと思うのです。

家族は施設の職員さんにお願いする時間。職員さんは職場を離れ自宅へ帰る時間が必要です。ずっと24時間介護されている方の強靭な精神力は本当に尊敬します。介護は自分のための修行ですね。

ミリわん #r.rF7prM | URL
2011/06/04 09:54 * 編集 *

Re: 認知症

瓠州さんどうも。コメント、ありがとうございます!

> 認知症の状態の時、その人の精神はどこにあるのでしょうか。

全くですね。
認知症は、ある意味、知能と精神の崩壊を意味するものと言えるかもしれません。
それは、悲しくも恐ろしいものです。

> 亡くなった際に自分の体が横たわっているのを見ると言います。
> 願わくは、離れつつある魂が、奥様の言葉を認識していて欲しいです。

そうです!
きっと奥さんの心の言葉は届いていると思っています。
認知症は、知能や精神を破壊して行きますが、
その人のハートは、しっかり生きています。

私もそういったハートの部分を大切にして、
これからも仕事に向かっていきたいと思っています。

コメントありがとうございました。

瓠州さん、ありがとうございます! #- | URL
2011/06/05 06:33 * 編集 *

Re: タイトルなし

ミリわんさん、お忙しい中コメントありがとうございます(^^)

> まさにもう切羽詰っているお話です。同じ事を自分に問う日々です。毎日考えてもハッキリしないのですが、考え問うことは止められないのです。

分かります。
色々な信じたくない出来事、理解できない出来事を目の当たりにすると、
考えても答えが見つからないのに、どうしても考え込んでしまう。
自分の親や家族ならばなおさら、そのことが身にしみますね。

> 家族は施設の職員さんにお願いする時間。職員さんは職場を離れ自宅へ帰る時間が必要です。ずっと24時間介護されている方の強靭な精神力は本当に尊敬します。介護は自分のための修行ですね。

修行というにふさわしい苦行だと思います。本当ですね。

一番ご苦労が多いのが、
在宅で介護されているご家族の方だと思います。
本当に尊敬します。
ミリわんさんも、心と体の健康を大切に、
息を抜きながら、頑張ってくださいね。

コメントありがとうございます。
とても嬉しく思っています。

瓠州さん、ありがとうございます! #- | URL
2011/06/05 06:44 * 編集 *

非常に胸を打つことばですね。

色々な方の最期を見送ってきましたが、
すごく心に響きました。

こういうふうに生きれたら、いいなあ。

アイ #- | URL
2012/04/03 17:55 * 編集 *

コメントの投稿お待ちしています!

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://genzounokotoba.blog76.fc2.com/tb.php/73-9df143ec
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。