消費者金融と銀行
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あなたさえも知らない、本当の自分と未来に出会うために、
時に雨に打たれながら、時に星空を見上げながら、歩いていこう・・・
そんなあなたを見て、必ずその後について来る人がいるから。
その後に、誰も知らなかった新しい道ができているから。



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この人は幸せだったのだろうか 


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「 生まれ変わったら、
   また恋をして、また一緒になろうね。
               お父さん 」


                   ある施設利用者の奥様




私の職場は、特別養護老人ホームと言って、
心身共に重度の障害をお持ちの高齢者の方が多く利用されています。

昼夜問わず、そういった方々の生活の援助させていただき、
安全に安心に、豊かな人生を送れるように、
生活面、医療面、精神面をフォローしていくのが役目です。

ですが、

そこには、一般の方が決して触れることのない、
様々な出来事、個人情報が存在しています。

また、時として、

目の前において、「死」と向き合わなければならないこともあります。

私たちは専門家として予知することはあっても、
思いもよらず、それは突然やって来ることも多いのです。

私も今まで、
目の前で息を引き取った方と立ち会った、
あるいはその現場に居合わせたことが4度ほどあります。

人が亡くなったと聞かされる事と、
人が目の前で亡くなってゆく事とは、
その人に与える衝撃や悲しみ、リアリティーは全く違ってきます。


亡くなった利用者の方によっては、
身寄りが全くない方もいます。

ある身寄りのない、連絡先が全く分からない方で、
亡くなった後、遺体の引き取り手が全くなく、
一週間ほど施設に残されたままといった事もありました。
棺に入ったままドライアイスに包まれ、
無言で、逝き場所が見つかるのを待ち続けていました。


死と対峙する度に・・・

「この方は、本当に幸せだったのかな」
「この方の人生にはどんな喜びがあって、どんな悲しみがあったんだろう」
「私たちはこの方に何ができて、何ができなかったんだろう」


そんな自問自答をしてしまうのです。



ある男性利用者の方がいました。

認知症状が進んでおり、
妻の事もほとんど認識できず、
寝たり起きたりの生活をしていました。

目を離すと、転倒の危険等があり、
つきっきりの介護が必要でした。

その男性利用者の方の奥様は、良く面会に来られ、
自分が妻である事も分からない夫のために、
身辺に良くつき添っていました。

興奮するとその奥様にも介護員にも、暴力行為があったりします。

それでも、本当に献身的に面会に来られ、
笑顔を絶やさない奥様でした。


ある日の夕方、私が隣室で、ある高齢者と関わっている時、
隣でその男性利用者と奥様が会話をされていました。

ベットに休むと転倒の危険があったため、
床に畳を敷き、布団を敷いた状態で
横になって男性利用者は休んでいました。

その時、奥様のこの言葉だけがはっきり聞こえてきました。


「 生まれ変わったら、
   また恋をして、また一緒になろうね。
               お父さん 」



その声は、少し震えて聞こえてきました。


その後・・・

その男性利用者の方は、3日後に心筋梗塞で突然亡くなりました。

私もあまりの突然の死に、
当時新人職員だった私は言葉を失ってしまいました。

奥様はその後、私たちに多くの感謝の言葉を述べられ、
再び笑顔になって、施設を後にしました。


後で振り返ってみると、

奥様はすでに迫りくる夫の死を受け入れ、
残された時間や、夫の死後、自分の死後の進む方向や、
愛し合った二人の絆を、確かめ、噛みしめていた事に気付きました。

そこにあるのは、悲しみや後悔のような念ではなく、
二人で共にしてきた二度と帰ってくることのない、
貴重で目に見えない、決して切れることのない糸があったに違いありません。



ですが、

こういった言葉を、本心から素直な気持ちでなかなか言えるものではありません。

また、こういった心の境地に至る夫婦がどれだけいるのかは分かりません。


それでも、

人が生きてきた時間は、常に「生と死」に付き添い、
決してたった一人では、経過することができないものなのです。


そんなことを考えていると、
私が出逢った多くの方々、私を作り上げてくれた多くの方々に、
感謝の気持ちが溢れてきます。

本当に、ありがとう。




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カテゴリ: 施設利用者の奥様

テーマ: 認知症の介護 - ジャンル: 福祉・ボランティア

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